脳梗塞を悪化させないためには早期発見が肝心

笑顔のシニア女性

飲み下しができない

カウンセリング

予後の状態が悪い時

脳梗塞で怖いのは、その後に出てくる体のまひです。上半身、下半身、右半身や左半身など体の半身にまひが出てくることが多くなっています。軽い脳梗塞ならば体のまひは、リハビリで何とか動かすことが可能になりますが、症状が重くなってくるとリハビリを行っても体の機能が回復せず、寝たきりになってしまう人も多くいます。寝たきりになってくると、人間が持っている免疫力が低下してしまい、肺炎を起こしやすくなってしまいます。また食物やつば、痰を飲み下す力が弱まってきてしまい最悪の時には、自力で食物を飲み下すことができなくなってしまいます。自力で食物が取れなくなると体に栄養が取れなくなってしまい、体はどんどんと衰弱するようになってきてしまいます。

胃瘻をつけるという選択

体の衰弱を防ぐために栄養分を点滴で補うことになりますが、この点滴も何か月もするわけにはいきません。いくら栄養が含まれているといっても、長い間点滴で命を長らえることは不可能です。そこで考えられたのが胃瘻です。この胃瘻は脳梗塞などで飲み下す力が弱まって、自力では栄養を取ることが難しくなった人のために、胃に直接穴をあけそこにチューブを差し込んでそのチューブを通して流動食などの栄養分を体に直接流し込む方法です。強制的に栄養分が体に取り入れるようになるために、脳梗塞の予後の状態が悪い人には多く行われています。このままでは栄養が取れず死を待つしかないという人が、選択する処置になります。最近は尊厳死の考え方の普及とともに、大きな話題になっている処置方法です。